Fateで人気!紫式部邸宅跡、蘆山寺に参拝!御朱印とアクセスも

蘆山寺紫式部邸宅址 Fateシリーズ

今回は、Fateシリーズのスマホゲームにおいて2019年、バレンタインイベントで実装された「紫式部」が居住し、その地で源氏物語を執筆したと言われている「蘆山寺」をご紹介します。

Fateシリーズにおいての紫式部は、イメージ通りの和風キャラクターデザインであり、召喚霊基はキャスター。

日本において紫式部を知らない人はいないと思われるほどの知名度を誇る歴史上の人物です。

そんな紫式部の代表作とも言える「源氏物語」。

彼女が生前、その物語を綴っている最中に見ていたかもしれない景色を見ることが出来るのが、蘆山寺です。

>>紫式部の氏神でもある京春日・大原野神社へ参拝!御朱印とアクセスも

それでは、その蘆山寺にお参りしていきましょう。

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蘆山寺にお参り

京都府京都市は上京区。京都御所のすぐ東側に位置するのは、平安時代に作家・歌人として活躍した紫式部の邸宅跡として有名な「蘆山寺」です。

読みは「ろざんじ」。

二条城の北側を東西に走る府道187号線(通称・丸太町通り)を東に走り、京都御所の敷地の角にある小さな交差点を北に左折して進むとすぐに右手に現れます。

蘆山寺山門

山門横には大きな板看板で、「源氏物語 執筆地 紫式部邸宅址」と掲げられており、一目でここが目的地である蘆山寺だと分かります。

蘆山寺紫式部邸宅址

蘆山寺由緒書

蘆山寺は現在の船岡山(建勲神社)の南側に西暦938年に創建された「興願金剛院」と、西暦1245年に創建されたと言われる「蘆山寺」が合併。

その当時に両寺を兼任していた明導照源という人によって「蘆山天台講寺」というお寺に名を改められたのが発祥と言われています。

また、蘆山寺のそのほとんどが紫式部の邸宅だったとも伝わります。

道に面した山門をくぐると、すぐ右手に手水舎がありますので、まずはそこで手を清めましょう。

蘆山寺手水舎

手水舎で手を清めると、目の前には大師堂がありますので、まずは静かな心でお参りをします。

その後、右手の駐車場を抜け、奥に進むと拝観入口があります。

拝観料500円を納め、靴をスリッパに履き替えてから、本堂へ足と踏み入れます。

本堂内では、様々な仏像や、教科書で見たことのある紫式部にまつわる資料などを拝見することが出来ます。

もちろんこれらの貴重な仏像や資料の撮影は禁止されていますので、カメラを持参される方はご注意下さい。

私もついつい写真を撮りそうになるのをグッとこらえて資料を拝見してきました。

そして、そんな本堂内で唯一撮影が許可されているのが、この「源氏庭」と呼ばれる本堂庭園。

源氏庭1

源氏庭2

源氏庭4

手入れの行き届いたお庭は、敷き詰められた白砂に苔と桔梗(ききょう)の花が絶妙なバランスで配置されており、本堂廊下からこのお庭を眺めているだけで心が落ち着いていきます。

蘆山寺桔梗1

蘆山寺桔梗2

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蘆山寺桔梗3

控えめな花を咲かせる桔梗が、ともすれば殺風景になりがちなお庭に色を添えてくれていますね。

この源氏庭、あの紫式部もこのお庭を眺めながら、源氏物語の構想を練ったと言われています。

こんなお庭を眺めながらの執筆活動は、さぞ筆が進んだことでしょう!

源氏庭から得られるインスピレーションが、あの超大作が生まれた理由の1つかもしれませんね。

ちなみに、紫式部の本名は「藤原香子」という説が有力です。

読み方は「かおりこ」「たかこ」等、様々な説があって正確な読み方は分かっていませんが、どうやら「紫式部」というのは現代で言うところのペンネームのようなものだそうです。

藤原香子・・・なんだか急に親近感が沸いてくる現代的な名前ですね!!

しかしながら、私はFateシリーズのスマホゲームにおいて、いまだ紫式部とは縁が結ばれることは無いため、サーヴァントとして一緒に戦うことが出来ていません!

もしあなたが紫式部のマスターであるならば、ぜひ蘆山寺にお参りして、彼女の宝具の由来となっている源氏物語が執筆されたこの地をその足で訪れて頂きたいと思います。

・・・まぁ、彼女の宝具もである源氏物語第9帖『葵』で詠まれた和歌は、光源氏が妻である葵の上が、光源氏の愛人であった六条御息所に呪い殺されてしまったことを後悔する詩なので、光源氏の自業自得とはいえ、ちょっとおどろおどろしい内容ではあるのですが・・・。

また、蘆山寺の本堂は源氏庭の真後ろ。

源氏庭に気を取られて、お参りするのを忘れないよう気を付けましょう!

御本尊は阿弥陀如来像です。

蘆山寺で頂ける御朱印と受付時間

今回は私が蘆山寺で頂いた御朱印はコチラ。

蘆山寺御朱印1

やはり、「紫式部」を目的にお参りしているので、この御朱印を頂かないわけにはいかないでしょう!

なお、この「紫式部邸宅址」の御朱印は、桔梗の咲く季節限定だそうで、7月~8月中(9月はじめ頃まで?)にお参りすると頂けるそうです。

私としては珍しく、同時に通常の御朱印も頂いたのですが、それがコチラ。

蘆山寺御朱印2

蘆山寺の朱印に、「元三大師」の筆が入れられています。

元三大師とは、平安中期の僧・良源のことで、蘆山寺と名を改める以前の「興願金剛院」を創建した人物のことです。

「角大師」と呼ばれることもあり、御朱印だけでなく、蘆山寺の至る所で見られる角の生えた人は、この良源を描き現したものです。

ちなみに私が最初、「なんだこの鬼は・・・?」と思っていたのは内緒です。

なお、御朱印が頂けるのは、拝観時間と同じ9時~16時となっていますので、ご注意下さい。

蘆山寺へのアクセス方法

蘆山寺へは車・バスでのアクセスがオススメです。

車で向かう場合は、専用駐車場が10台ほどあります(無料)ので、そちらに停めるのですが、ここで覚えておいて欲しいのは、蘆山寺の専用駐車場は山門をくぐった、大師堂横にある。ということです。

この山門を車で通らなければならないので、初めて訪れる方は「駐車場どこ・・・??」となるかもしれません。

蘆山寺山門

私も初めて訪れたときは、専用駐車場がどこか分からず、いったん安全な場所に車を停め、お寺の人に尋ねたほどです。

車で行く方は忘れないで下さいね。

バスで向かう場合は市バス「府立医大病院前駅」で下車、徒歩5分ほどです。

バス停から蘆山寺までは平坦な道程ですの、特に迷うことも、歩き疲れることもないと思います。

なお、地下鉄を利用して向かうことも可能ですが、最寄りの地下鉄「丸太町駅」からは徒歩で20分ほどかかりますので、あまりオススメ出来ません。

まとめ

蘆山寺は、キャスター紫式部の工房跡・・・ではなく邸宅跡。

☑本堂内では紫式部に関する資料を拝見することが出来る。(拝観料500円)

☑桔梗が咲く源氏庭は、あの紫式部もそのお庭を見ながら源氏物語の執筆をしていたと言われている。

☑紫式部の本名は「藤原香子」という説が有力

☑紫式部のマスターなら、桔梗が咲く季節限定の御朱印「紫式部邸宅址」を頂くべし

☑御朱印の受付時間は9時~16時

☑蘆山寺へは、車・バスでのアクセスがオススメ。ただし、車でアクセスする場合は専用駐車場の場所に注意!(山門を車でくぐらなければならない)

「蘆山寺」

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この記事を書いた人
篠町

30代に突入した製薬会社に勤めるサラリーマン。
仕事にやりがいを見い出せず、プライベートで趣味の競艇や寺院仏閣巡りに精を出す。御朱印集めも大好き。

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